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  • No : 43
  • 公開日時 : 2017/04/26 09:28

【SkyPDF7シリーズ】PAdES署名(長期署名)について教えてほしい

SkyPDF7シリーズでの「PAdES署名」とは、通常署名とタイムスタンプがセットになった長期署名のことをいい、
証明書の有効期限を超えて署名の検証が可能となります。
詳細については以下の表、もしくはマニュアルをご確認ください。
 
 
署名形式
通常署名
タイムスタンプ無しの電子署名
有効期限は1~5年程度で、延長不可
有効期限が切れると正しく検証できなくなる
PAdES-Basic
通常署名とタイムスタンプがセットになった長期署名
有効期限は概ね10年程度(署名に使用するタイムスタンプによる)で、
有効期間延長タイムスタンプを重ねることで延長可能
有効期限が切れても正しい検証が可能
ただし、SkyPDF2016のVersion6.0.3以前やAdobe Acrobat / Reader 8以前などの古いPDFビューアでは正しく検証できない
PAdES-Enhanced
(PAdES-BES)
CAdES長期署名とタイムスタンプがセットになった新しい長期署名
有効期限や動作はPAdES-Basicと同様で、よりセキュリティの高い署名
ただし、SkyPDF2016のVersion 6.0.3以前やAdobe Acrobat / Reader 9以前などの古いPDFビューアでは 正しく検証できない
PAdES-LTV
長期署名の有効期間延長タイムスタンプ
既存の長期署名(PAdES-BasicまたはPAdES-Enhanced)に重ねて付与することで、署名の有効期限を延長することが可能
署名時に検証情報を追加する
PAdES署名を打つ時に検証情報を追加する
タイムスタンプ
PAdES署名に使用するタイムスタンプを選択する
  • 詳細設定は環境設定の各タイムスタンプタブで行う
 
 
PAdES署名に関する質問をまとめました。
 
※SkyPDF Professional 2016 Ver.6.0.4よりPAdES署名機能が追加され、署名形式が選択できるようになりました。
この設問をやり直す
【Q3】タイムスタンプを所有していないと署名はできないのか

回答

【回答】
 タイムスタンプを所有してない場合は、従来の署名方法(通常署名)に変更することで署名が可能です。
 
 ■署名形式のデフォルトを「通常署名」に変更する方法

 メニューバーの[ツール]→[環境設定]→[電子署名]タブ内の「文書の署名に使用するデフォルト形式」の署名形式を
 「通常署名」に変更してください。
通常署名に変更
 
 
■「通常署名」検証時の留意点
「通常署名」で署名した場合も検証情報が自動追加されます。
そのため、SkyPDF2016 の Version6.0.3 以前や
Adobe Acrobat / Reader 8以前などの古い PDF ビューアでは正しく検証できません。
古い PDF ビューアで検証する可能性がある場合は、予め以下の設定をお願いします。
 
 
<通常署名時に検証情報の追加をしない設定>
  • メニューバーの[ツール]→[環境設定]→[電子署名]タブを開きます。
  • 画面下部の[詳細]ボタンをクリックします。
  • [署名検証の設定]画面が表示されますので、
  • 「署名されたPDFを保存する際に検証情報を自動追加するか」で
    “追加しない”を選択します。[OK]をクリックします。
     署名検証の設定
対象製品
SkyPDF Professional