SkyPDF 7シリーズおよび、SkyPDF 2016シリーズの Ver.6.0.4以降では、フォント埋め込みアルゴリズムの見直しと文字の再現性向上のためのフォントのエンコーディングの出力の見直しを行っています。
※PDFのエンコーディングは、フォントの文字コードとグリフの関連付けを指定するものとなります。
フォントのエンコーディングは、PDF Viewrのプロパティにあるフォントタブにて
フォント一覧からフォント情報を展開していただいた「エンコーディング」で確認できます。
Adobe側の挙動となりますので推測となりますが、「中国語フォント」で使用されているエンコーディング情報（※1）をAdobeはデフォルトで持っていないため、文字を表示する際の情報が不足しており、フォントパッケージをインストールする旨のダイアログを表示しているものと思われます。
（※1）中国語には「繁体」「簡体」があり、エンコーディングもそれぞれ異なります。
SkyPDF Viewerは対象の「中国語フォント」のエンコーディング情報を持っているため、正常に表示されます。
【回避策】
・Acrobatではなく、SkyPDFでPDFファイルを閲覧する。
→ スカイコムHPで無償Viewerを配布しています。
・PDF変換前の元ファイルが存在する場合、PDF変換時にフォントをすべて埋め込んで作成する。
→ SkyPDF Pro(MT)Driverの印刷設定を開き、［フォントの埋め込み］タブで”すべて埋め込む”を選択してPDFファイルを作成します。
・Adobeのメッセージに従い、フォントパッケージをインストールする。
※フォントパッケージに関する不明点などのご質問はAdobe社へお願いします。